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高度に進歩した技術を新たなツールとして、魅力的な印刷物・紙製品を提供有限会社マジカルプレス

2018.03.09

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ホットプレス、エンボス、抜き加工、UVオフセット印刷、UVスクリーン印刷、レーザー加工といった特殊加工とその組み合わせによる高付加価値印刷

学ぶべきポイント

  • 長期的な視野に立った経営戦略
  • 顧客ニーズを具現化する提案力

愛媛県松山市に本社を置く(有)マジカルプレスは、箔押しなどのプレスをはじめとしたさまざまな特殊加工を得意とする印刷会社だ。箔押しやエンボス、抜き加工、UVオフセット印刷、UVスクリーン印刷、レーザー加工といった各種の加工やその組み合わせによって、色やレイアウトだけでなく、形状や光沢、触感や香り、立体感まで、多彩な表現を実現してくれる。同社がこうした経営路線にシフトしたのは、10年以上も前のこと。2009年には社名も現在の「マジカルプレス」に改め、文字どおり特殊加工の技術を「看板」に掲げて取り組みを続けてきた。

根底にあったのは、「付加価値の高い仕事を提供したい」という思いだったという。印刷機器や制御技術、インキなどの材料の急速な進歩によって、印刷の現場は従来の職人技から機械オペレーション中心の仕事へと変化してきた。そんな中で、「技術者としてものづくりの心を失わず、逆に高度に進歩した技術を新たなツールと捉えて仕事に取り組んでいくことこそ自らの存在価値」と考えた結果なのである。以来、設備にも投資し、また社内に特殊加工の技術を蓄積しながら実績を築いてきた。

デザインイメージと工業生産の橋渡しが必要と考えているマジカルプレス。さまざまな印刷プレス加工を組み合わせ、顧客に喜びを提供する「マジカルな」プレスを目指している。

同社が持つ加工技術の一つひとつは、珍しいものではない。しかし、多彩な特殊加工をトータルに手がけられることが同社の第一の強みである。同社では他の印刷会社から特殊加工のみの依頼を受けることも多く、その依頼に対して外注をすることなく、自社ですべての工程を完結することができる。またさまざまな加工を自在に組み合わせることで、顧客に高い付加価値を提供することもできる。デジタル化などの波を受けて印刷マーケットにおいて、同社が存在感を発揮しているのは、こうした付加価値戦略によるところが大きい。

もう一つの同社の強みは、提案力だ。印刷物や紙製品の企画者やデザイナーは、「どんなものを作りたいか」というイメージはあっても、それをどう具現化するかという印刷や加工のノウハウを必ずしも持っているわけではない。そんな際に適切なアドバイスやプラスアルファの提案を行えるのは、同社のような設備や技術ノウハウがあってこそだ。「思わず手に取ってしまうような魅力的な紙製品を作りたい」といったニーズにも最大限応えてくれるであろう。「無理難題スタッフ一同お待ちしております」、そんな一文が同社の会社案内にある。

  • さまざまな特殊加工がある程度広く認知されるようになってきたのにつれ、ニーズにも変化が表れてきたという。例えば「細いラインもきっちり表現したい」というように、繊細なものはより繊細に、求められるレベルも次第に高度になってきている。そういうニーズに一つひとつ丁寧に応え続け、そしてまた技術を磨きノウハウを蓄えてきた歴史が同社にはある。「他と差別化できる印刷物や紙製品を作りたい」と思った時に頼りになるパートナーと言えよう。

企業情報

有限会社マジカルプレス

20年以上の長きに渡りUVオフセット印刷、シルクスクリーン印刷、各種プレス加工などの特殊印刷(加工)に取り組んできました。培われた知識とノウハウを駆使し、印刷物の可能性を広げ、商品としての価値を高めます。

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