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鼻を簡単に自動洗浄できる「ハナオート」で、労働者のパフォーマンスUPを日光精器株式会社

2019.12.26

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日光精機株式会社が展開するブランド「nicoja」の電動鼻うがい器「ハナオート」なら持ち運びも可能

製品名=「ハナオート」

鼻の粘膜に付着した花粉やハウスダストを自動洗浄

実に4人に1人が花粉症だと言われ、ハウスダストなどを原因とするアレルギー性鼻炎に季節を問わず悩まされている人も少なくない日本人。こうした鼻の症状による労働者のパフォーマンスの低下は、生産性向上を目指す事業者にとっても見過ごせない問題の一つに違いない。

このような課題の解決策として期待されているのが、「nicoja」ブランドを展開する日光精器株式会社が開発した電動鼻うがい器「ハナオート」だ。乾電池と、専用の洗浄剤か食塩を入れた水をセットすれば、あとはボタンを押すだけ。40℃未満の温水流が約20秒間、鼻腔内の奥の詰まっている部分までを自動洗浄し、粘膜に付着した花粉やハウスダストなどをキレイに洗い流してくれる。

乾電池式のため手軽に持ち運べることや、従来の手動式に比べて短時間できっちり洗浄できることなどが特徴だ。水流は柔らかく、強さも弱・中・強と3種類の中から選択可能。その上一般医療機器としての認可も受けており、子供やお年寄りを含め鼻うがいに慣れてない人でも安心して使用できる。

OEMで培った水流ポンプの技術をアレンジ

同社は、OEM※1による各種機器の製造をメインとしながら、そこで培った技術と、第2種医療機器製造販売業許可などを活かして、自社製品の開発にも注力。これまでにも、コードレスの低周波治療器や、電池のいらないダイナモ搭載式体温計など、さまざまなアイデア商品を世に送り出してきた。

なかでもOEMにより携帯式おしり洗浄器や口腔洗浄器などを手掛けるなかで蓄積された水流ポンプの技術とノウハウを、ニッチだが確かなニーズが存在する“鼻うがい”というジャンルへ応用して生まれたのが「ハナオート」だ。

すでに通販会社やECサイト、家電量販店などを通じて約3万台を販売。近年はテレビでもその効果・効能が取り上げられるなど、注目度をさらに高めている。

※1 Original Equipment Manufacturingの略で、他社ブランドの製品を製造することや、その製造メーカーのことを指す

鼻洗浄で労働生産性UPが期待できる

一般消費者に加え、俳優など声を商売道具とする人などにも愛用されているという「ハナオート」。携帯性に優れ、ランニングコストも抑えられることから、今後は自分でうまく鼻詰まりを解消できない人のいる介護施設や医療機関などでの活用も考えられるだろう。

その上、労働者のパフォーマンスを高めたい一般企業にとっても、無視できないアイテムと言える。すでに日本の企業に暗い影を落とし始めている労働力人口減少の問題を解消するには、労働者一人あたりの生産性をいかに最大化できるかがカギ。その障壁の一つとなりうる鼻の問題に対して、実際に社員の花粉症対策を支援する企業も現れるなど、企業の課題として捉える動きもあるようだ。

そのようななか、鼻の諸症状を医学的アプローチで緩和できる「ハナオート」に、企業や労働者の一人一人からのさらなる注目が集まる日もそう遠くないかもしれない。

取材日:2019年7月5日

 

企業情報

日光精器株式会社

家電や医療機器、車載機器、住宅関連製品などの開発設計から製造までを一貫して行う1965年創業のものづくりメーカー。OEM・ODM※2・EMS※3で培った技術を活かし、世の中の困りごとの解消につながるような自社製品も多数開発している。日光精器の「nico」と、japanの「ja」をかけ合わせた「nicoja」という自社ブランドも展開中。
※2 Original Design Manufacturingの略で、他社ブランド製品の製造だけでなく設計や開発から行うこと
※3 Electronics Manufacturing Service の略で、電子機器の受託生産を行うこと

 

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