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メンテナンスは“ほぼ”不要
人にも環境にも安心と清潔を提供する「ゼロクリア」株式会社五合

2018.01.22

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傷、汚れに強くほぼメンテナンスフリーの焼付塗装「ゼロクリア」は、都内公共交通機関の壁面にも採用

学ぶべきポイント

  • 地道に自信を持って行う営業精神
  • 商品メリットを生かした海外展開手腕

清潔さは人々の印象を左右する、非常に重要な要素だ。清潔感があれば人は居心地の良さを感じ、不潔感を感じればその雰囲気に近寄りがたさを感じる。汚れに対していかに、人的コストを抑えつつ清潔さを保てるか、多くの事業が抱えるこの課題に対して、株式会社五合は傷がつきにくく、水を流すだけで簡単に汚れを落とすことができる焼付塗装「ゼロクリア」を提供することで解決策を見出した。

「ゼロクリア」は水を流して汚れを落とした後によくできる水垢にも強い。限りなくゼロに近い接触角(塗膜表面の水の角度)が特長の超親水性による防汚効果を発揮する。また、その塗装皮膜の表面硬度においては、6Bから9Hで硬さを表す鉛筆硬度で最高硬度となる9Hを実現している。自動車の塗装を鉛筆硬度で表すと、1Hから2H程度が一般的であることからすると、9Hという硬さは傷を付けることが難しいことも想像しやすいだろう。

7年にも及ぶ地道な営業が多方への販路拡大のきっかけに

「ゼロクリア」は2004年に金属洋食器に初めて採用され、自動車部品、外食チェーンなど、各方面で採用実績を重ねてきた。2013年に大手家電メーカーの洗濯機に採用されたことで「ゼロクリア」の知名度は大きく向上した。そのきっかけとなったのは7年にも渡る地道な営業だったと同社代表取締役社長の小川宏二氏は振り返る。洗濯機のハイエンドモデルの採用にはじまり、ミドル、エントリーモデルまで順調に採用実績を広げていくとともに、同洗濯機のカタログに社名、登録商標が掲載されたことはその知名度を飛躍的に高め、2016年には東京・渋谷区のシンボルである忠犬ハチ公前喫煙所の塗装施工に採用された。このことがテレビで取り上げられると、それがさらなる起爆剤となり、東京メトロ、都営地下鉄、JRといった公共交通機関の駅壁面、通路、階段等における採用に繋がっていった。

雨降れば壁綺麗になる

「ゼロクリア」が公共の場で多く採用されはじめたことについて、小川氏は「メンテナンスがほとんど不要であるというメリットが認知された結果だ」と分析する。

「ゼロクリア」を塗装した建材は、歩行者の腕時計やスーツケースがぶつかったとしても、表面に傷をつけることは困難だ。さらに、超親水性であることから、油性マジックで落書きされたとしても水だけで綺麗になる。極端に言えば雨が降れば綺麗になるのだ。建材分野における「ゼロクリア」の耐用年数は住ベリサーチ株式会社における試験において半永久の認定評価を受けていることから、建築物などに使用することで大幅な清掃コストの削減が可能となる。

「ゼロクリア」は国内のみならず、海外でも注目を浴びつつある。同社では、技術出資という形で工場を作らないファブレス展開を用いて、中国を足がかりに海外展開していこうと考えている。

  • 「雨で汚れが落ちることで清掃コストが削減できる」という観点だけでなく、ビル清掃における落下死亡事故も「ゼロクリア」の使用で減らすことにつながる。
    また、建設業界だけでなく、清潔さが重要視される食器やキッチンなど、生活に近いところでも「ゼロクリア」が活かされるのではないだろうか。

企業情報

株式会社五合

弊社は、愛知県を拠点とする2000年創業のベンチャー企業です。ここまで育てて頂いた国、ご恩人の方々に“感謝”し、みなさま方にワッと“感動”いただける製品・サービスを生み出し、そのみなさま方の笑顔を見て素直に“感激”できる社員、企業を目指します。”報恩の精神”“初動は善”で事業活動を行っております。

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