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どんな企業にも欠かせない基幹業務システムに特化。きめ細かなカスタマイズ製品を低コストで提供株式会社オンネット・システムズ

2018.08.23

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オンネット統合業務シリーズ

学ぶべきポイント

  • 流行技術にとらわれない普遍的知識(会計、業務知識)をベースにした情報処理システムの構築
  • どの企業にも必要な基幹業務(販売・購買・在庫管理等)を中心に事業を展開
  • 安価になった情報処理基盤(コンピューター、ネットワークなど)を活用しクライアントに合わせたカスタマイズを自在に提案
  • 常に改善を重ねシステムを磨き続ける

株式会社オンネット・システムズは2000年に業務システムを扱う企業としてスタートした。起業当時から下請けにならず直接契約を貫いた。その結果、仕事の経験がプログラム部品として蓄積され、できたのが現在の主力商品「オンネット統合業務シリーズ」だ。クラウドを利用することで低コスト化を実現した。インターネット環境があれば社内のどこからでも販売、購買、生産管理といった基幹業務を可能にするシステムで、小規模事業者でも利用しやすい低価格な月額制のサービスとなっている。

ほとんどすべての企業にとって日々欠かせない基幹業務は、長い間、帳簿を使って人間が手作業で管理してきた。コンピューターが基幹業務を担うようになってからも、大手メーカーが製造販売していた汎用コンピューター、オフィスコンピューター上でシステムを構築し、高額の費用がかかるのが常識という時代が続いた。

しかし、年々安価になっていくパソコンや通信ネットワークサービスの出現という社会変化に伴い、それまで蓄えてきた実績を使って、自社でも基幹業務のシステム開発が可能と確信し、オリジナルのシステム構築に乗り出した。
「25年ほど前には数億円していた販売・購買・在庫システムを月額数万円から数十万円で提供できれば、十分商売になるのではないか」自身も情報処理の現場で叩き上げてきた同社代表の重永裕祥氏は、そう感じたと言う。

世の商品開発の常として自社のシステムを磨きつづける

こうして製品化したシステムは、現在に至るまでの5年間で800を超える改善点を洗い出し、社員らにより一つ一つ細かく対応し、日々磨き続けている。その結果「オンネット統合業務シリーズ」として「Onnet販売」「販売管理一体型Onnet-POS」「Onnet在庫」「Onnet購買」は、手ごろで使えるシステムとして、顧客の信頼を獲得するに至った。

同社の基幹業務システムの特徴は単一化したパッケージではなく、それぞれのクライアントに合わせて、さまざまなパーツを組み合わせてカスタマイズすることにある。
「普通の会社」、「一般の業務」と一口に言っても、業種や扱う商品、それぞれの企業の事業スタイルにより、不要な項目、必要な項目は必ず異なる。そこで、その企業に合わせて、管理しやすくカスタマイズすることが、システムの使い勝手の良さにつながるのだ。

例えば、基本の在庫管理の場合、入出庫、倉庫間振替、棚卸、セット商品、月次締め処理、入出庫伝票追跡機能などの必要機能を装備。月次在庫は、在庫品、置場ごとの前月繰越、当月入庫、当月出庫、調整、当月末残で管理し、これらの集計は入出庫伝票で行われている。月次在庫から、月内の入出庫伝票の流れ(受払い)も追跡できるしくみだ。
いずれもネットワークを通じて行えるので、発注量と発注タイミング判断、滞留在庫の検出ができる。これらの機能により、ムダ在庫の圧縮、キャッシュフロー改善も可能になる。

在庫管理に限らずオンネット統合業務システムの導入によって、あらゆる場面でのコスト削減、工数削減などが実現できる。というのも、同社の社員は皆、業務、事業の本質を理解しているからだと重永氏は胸を張る。システムの課題を解決してきたベテラン揃いであることはもちろんだが、業務の流れに関連したデータベース項目を具体的に説明でき、それぞれの企業に合わせた提案力もある。

クラウド上で管理できる使い勝手がよいシステムであり、カスタマイズの初期費用、月額制のシステム利用料ともに低価格であることはこの製品の強力なポイントだ。加えて、業務効率化、コスト低減を検討しているクライアントに対し、クライアントの現状に合わせ結果を出す具体的な提案ができることも同社の強みになっている。

重永社長は「まず、システム導入する経営者が業務を理解していることが大事で、何をどうやってコストを下げたいか考えることが重要。管理システムを導入さえすればコストが下がるというものではない。経営者の業務知識以上のシステムは構築できない。システムは経営者の経営能力の鏡だ」と厳しいが、まさに事業全体を理解する中小企業経営者に、具体的な業務改善を提案できる力強い味方ならではの見解だろう。

今後、このシステムの強みを理解し、企業に伝えてくれるパートナー企業との連携、さらに購買見積依頼、発注などBtoBの電子化。販売の受注のWEB化、スマートフォンなどの移動端末による基幹業務運用を改良、発展させていく予定だ。 商材や事業スタイルがどんなに変化しても、企業にとってなくてはならない普遍的な基幹業務。そこに的を絞って、さらなる磨き上げに余念がないオンネット統合業務シリーズの進化に期待したい。

取材日:2018年7月24日

 

企業情報

株式会社オンネット・システムズ

私たちの技術基盤は、かつて汎用機で実施してきた販売、購買などの基幹システムです。そのシステムが数十万円のPC、クラウドで稼働する時代になりました。ITの技術革新が進む中、私たちはコンピュータとネットワークが安価になり、一般化した部分のみを注視しています。開発、課題抽出、改善を愚直に繰り返しています。

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