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「安全性」×「機能性」×「ストーリー」
国産素材にこだわった健康食品原料の圧倒的説得力株式会社ユニアル

2017.11.29

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クマザサひとつにも隠されたストーリーが。その魅力を最大限に引き出す発想に注目したい。

学ぶべきポイント

  • 素材を知り尽くした強みを原料販売だけでなく商品企画にも生かす応用力
  • 健康食品・サプリにとどまらず一般食品や外食産業ともコラボ可能な企画力

健康寿命も延びつつある近年、生活習慣病予防やアンチエイジング対策、基礎栄養素の補給など健康に対する人々の意識も高まり、健康食品の需要は堅調に推移している。そんななか、国産にこだわったサプリメントや健康食品の原料開発を行っているのが株式会社ユニアルだ。

ユニアルが扱うのは、青汁の素材にもなるクマザサの粉末や濃縮エキスをはじめ、天然素材を独自製法で抽出、粉末化した食品原料。最も大きな特徴は、オール国産であることにある。健康食品市場を見ると、実はプロテインやアミノ酸類など海外で製造された原料を輸入しているケースも多い。一方、ユニアルは、日本人が昔から伝統食材として口にしてきた、そしてその中で機能性を見出してきた素材にこだわっている。日本人が食生活の中で体感してきた機能性を最先端の理学研究で分析し、安全性試験やヒト臨床試験を重ねた上でそれを原料として提案している。例えば「痛みをとる」ことから「イタドリ」と名のついたタデ科の植物は、近年の様々な研究により実際に鎮痛作用や抗炎症作用があることが明らかになってきている。また、山形県や新潟県で古くから食され「延命楽」とも呼ばれる紫菊花は、同志社大学や新潟薬科大学との共同研究でアンチエイジング(抗糖化、抗酸化)のエビデンスが確認されている。

伝統的に食してきた国産素材にこだわるワケ
日本人が長い期間をかけて機能性や安全性を見出してきた国産素材。販売市場の競争が高まる中、商品の差別化の重要な要素として、販売促進における“素材のストーリー性”にも注目されている。日本人が伝統的に食してきた国産素材には、昔からこんな地域で、こういう目的で食べられてきた、こう使われてきたという語るべきストーリーがある。例えば、青汁の新素材として注目されているクマザサは、笹寿司や笹団子、あるいは神事など古くから我々の生活に密接に関わってきたものだ。さらに、製造までの過程でも、どんな人が採取し、栽培し、加工しているかがわかる。つまり“顔が見えるサプリ原料”と言えるだろう。こうした語れるストーリー性というのも、医薬品ではなく、効能効果の表示に制限の多い健康食品においては大きな強みとなる。

素材を知り尽くしているからこその企画力
同社は原料メーカーではあるが、原料販売だけでなくオリジナル天然素材を使用したOEM商品も多く提案している。独自の素材を多く扱うだけに、原料としての提案にとどまらず最終製品での提案を依頼されることが多いためだ。原料の機能性や、どうすれば製品として活かせるか、どんなものと組み合わせたらいいのかを一番わかっている原料メーカー。商品企画から製品化、販売促進に至るまでが行えるOEMメーカーとして力を発揮するのも、同社の戦略のひとつだ。

また、一般食品や外食産業とのトライアルも行っている。その際はエキスやサプリメントのような形ではなく、テクスチャーや香り、風味が生きるように、極端な加工をしない形での提案をすることも多い。
たとえば、北海道の製菓メーカーからオール北海道産のお菓子を作りたいと相談を受け、クマザサクッキーを開発したことがある。小麦もバターも北海道の名産。しかし抹茶味にしようと思ったところ北海道ではお茶が栽培できない。そこで、クマザサ粉末を使い抹茶のような風味の“クマザサクッキー”を完成させた。
貪欲にあらゆる分野・企業との協業ができるその積極性と企画力も、同社の強みといえるだろう。

  • 健康機能という付加価値を創出するため、OEMだけでなく一般食品や外食産業とのコラボにも積極的な同社。社会的な健康意識の高まりの中で、国産原料のストーリー性が加わることにより創出されるコト需要。それは、国内だけでなく海外での需要をも創出する可能性を感じる。

企業情報

株式会社 ユニアル

日本の伝統食材や漢方生薬として活用されてきた国産素材について、有用性・安全性に関わる研究開発を行っております。また、大学や専門研究機関との共同研究により、有効成分や作用メカニズムの解明、高い加工技術の習得を通じて、付加価値のある機能性原料の開発や市場ニーズに合致した新製品の開発を促進して参ります。

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