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SDGsにも貢献する再生ポリエチレン製敷板「スーパージュライトシリーズ」京葉興業株式会社

2020.02.13

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「スーパージュライトシリーズ」の中で、主に農業用途で使用される軽量敷板「らくらくばん」。コンパネの代わりとして繰り返しの使用も可能。

製品名=「スーパージュライトシリーズ」

割れにくく、80tの車両重量に耐える再生ポリエチレン製敷板

京葉興業株式会社の「スーパージュライトシリーズ」は、再生ポリエチレン製の軽量養生敷板だ。非常に軽量であるため、トラック運搬時には鉄板製敷板に比べおよそ12倍もの積載が可能。しかも現場での敷設や移動は人の手で手軽に行うことができ、柔軟性があるため地面の起伏にもなじみやすい。耐水性、耐候性、耐久性、耐薬品性にも優れているほか、割れにくく、80tの車両重量に耐える圧縮強度も誇るという。

同シリーズには現在、15種類のラインアップがあり、農業・建設・土木分野はもちろん、物流、イベント、防災など、業界を問わず幅広い分野で活躍している。

用途が広く、幅広い事業分野での採用実績

同社では、もともとアメリカで軍事用に開発された樹脂板の材質に目をつけ、これを柔軟性のあるものに改良。従来のプレス成形や射出成形による敷板よりも、均質で割れにくい敷板の開発に取り組んだ。そして押出し成形では困難とされていた突起(滑り止め)つき敷板の製法特許技術を開発。他社とは一線を画す製品の提供が可能となった。

販売はそれぞれの業種に対応した代理店経由で行っているほか、近年はネットやホームセンターなどを通じた一般客への小売比率も徐々に増加。結果、ぬかるみやわだちに困っていた農家、工場や倉庫の床養生、イベント会場の足場養生、空き地を利用した仮設駐車場など、より多方面での利用につながっているという。

また、他社製品の耐水・耐候・耐圧・耐久性などを高めるための部材としての商品価値も高い。例えば養豚業界では、子豚の保温マット部材として採用された実績もある。

SDGsへの取り組みと今後の新たな展開に期待

これからの時代、同シリーズに求められるのは、「敷板=養生」の固定観念を外した先に見えてくるデザイン性や機能性、拡張性といった新たな価値の構築だろう。実際、あらゆる現場環境に安心・安全を提供するための開発が進められ、特に観光農園に対する集客環境の提案や収穫量アップにつながる機能性敷板などの可能性が見え始めている。

同シリーズは重金属などを含まず、エコマークを取得している。また同社では再生原材料による製品づくりにとどまらず、使用済みのポリエチレン製敷板を有償で引き取り、再利用するリサイクルシステムを確立。SDGsに掲げられた持続可能な社会を実現するため、新たなプロジェクトを立ち上げたいとする同社の今後に注目したい。

取材日:2019年11月14日

 

企業情報

京葉興業株式会社

1967年設立。長年培ったプラスチック成型加工技術をベースに、再生ポリエチレンを主材料にしたプラスチック製敷板をはじめとする価値あるものづくりを展開。廃棄物削減に貢献する製品の製造販売や、使用済み敷板のリサイクルシステムの確立などでSDGs対応を推進するほか、支え合う地域の実現を目指す地域サポート事業も展開している。

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