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独自プログラムの開発により、「1秒以下」かつ連続の3Dスキャンを実現株式会社iNNOVATiON-i

2018.03.01

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ヘルスケアやエンタテインメント、建築など、さまざまな領域で利活用が見込まれる高速かつ連続で全身の3Dスキャンが可能なソフトウェアサービス「Cubeey(キュービー)」を開発

学ぶべきポイント

  • 「世の中にメリットを提供したい」イノベーションにかける熱い想い
  • 医療機関や3Dスキャナーメーカーなど、多様なプレーヤーとの協業

医療系の研究機関と共同開発計画を開始

「今までできなかったことを可能にするイノベーションを起こし、世の中にメリットを提供したい」という田中社長の想いから、設立された株式会社iNNOVATiON-i。このたび、当社が開発してリリースしたのが、高速かつ連続、そして安価に全身の3Dスキャンを可能とするソフトウェアサービス「Cubeey(キュービー)」(国際特許出願済み)だ。

一般的な3Dスキャンサービスの場合、1度のスキャンに必要な時間が30秒~2分程度であるのに対して、このソフトウェアを使えば、その時間を「1秒以下」に短縮することが可能になる。よく動きまわり、じっとしていられない子どもやペットだけでなく、足の骨折等により不安定な体勢(例えば、片足を上げた状態)を余儀なくされる方を無理なくスキャンすることができるため、医療機関などにおける検査の効率化に貢献する画期的なソフトウェアだと言えるだろう。

高速の3Dスキャンだけでなく、連続スキャンが可能なことも優れたポイント。連続スキャンを使えば、被写体の一連の動作をビデオカメラで録画するような感覚で、連続した複数の3Dデータを取得できる。例えば、リハビリの現場において、骨折した患者がどのような運動をしているのか、ひとつひとつの動作を立体的かつ時間とともに把握することが可能になる。これらの3Dデータを有効に活用することで、医療者は、患者に最も適したリハビリ計画を立案し、提供することができるのだ。現在、当社と医療系の研究機関において、共同開発計画が進行中で、2018年中には何らかの進展が期待される。

Cubeey コンポーネント

エンタテインメントや建築でも活用できる可能性も。広がるビジネスチャンス

ヘルスケアのみならず、エンタテインメントでも活用できる可能性がある。通常のカメラの場合、一方向からしか歌手やアイドルの姿を見ることができないが、当ソフトウェアを組み込めば、左横や上など、さまざまな方向からライブが楽しめる。パソコンやスマートフォンの画面上で彼女たちの3Dデータを操作することで、よりリアルなライブを家にいながらにして堪能することができる。

そして、iNNOVATiON-iは、3Dスキャナーメーカーおよび建築会社とともに工事現場での活用も見据え、研究を行っている。実現すれば、3Dデータを時系列で取得することによって、効率的な進捗管理が可能になるという。工事現場でも建築機械の自動運転が話題となるなか、3Dデータの利活用が進み、当社にとっても大きなビジネスチャンスになる。ヘルスケア、エンタテインメント、建築と複数の業界で利活用が見込める「Cubeey」。今後の展開が注目されそうだ。

  • システムエンジニアを経験した田中社長が「Cubeey(キュービー)」を開発したのは、2015年8月のこと。独自のプログラムを組み、開発を進めた結果、「1秒以下」という高速のスキャンを実現した。「Cubeey」は、ヘルスケア領域など、今後成長が期待される業界で、利活用が検討されている。社名の通り、世の中にイノベーションを起こせるのか。「Cubeey」の普及は、医療界に大きなインパクトを与えるかもしれない。

企業情報

株式会社iNNOVATiON-i

国際特許出願済みの「高速3Dスキャン技術」、「連続3Dスキャン技術」を保有しており、高速・連続フルボディ3Dスキャンサービスの開発・販売を行っております。

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