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業界最安値!旋削加工のさらなる高効率化&高付加価値を実現。爪交換1個10秒、振れ精度10ミクロン保証のチャック用爪有限会社シンセテック

2018.09.04

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爪の交換が効率よく行え、加工不良を防ぐことのできる「クイック爪®」

学ぶべきポイント

  • 先入観を捨て、視点を変えて、顧客の困りごとを解決
  • シンプルな構造で低価格化を実現

限られた時間、限られた資金、限られた人材。そのなかで付加価値をつけるには、どうすればよいか。その答えは生産現場の諸問題を解決することであると語るのは、有限会社シンセテック代表取締役社長の石川禎章氏だ。

これまでの旋盤用チャック爪の非効率な部分を必要性の有無から改良した「クイック爪®」は、顧客の困りごとを解決するという救世主だ。

クイック爪®は、取り付けに10秒、取り外しに10秒と、その名の通り、付け換え時間を大幅に削減することができる。その理由は、チャック側直交セレーションに爪側の縦・横独立したセレーションを載せるだけのシンプルな構造だから。60度テーパのセレーションは締め込めば締め込むほど隙間がゼロになるため、交換の経験やテクニックがなくても「誰でも」「簡単に」「正確な位置」を再現する事が可能。ハンマーやパイプを利用した大きな締め付け力も不要だ。それは、段取り時間の効率化、爪の取り付け位置調整など、交換にかかる人的負荷と作業時間の低減につながる。

さらに、爪の上面がフラットなので切粉が溜まらないため、切粉清掃に煩わされることもなくなる。自動化・無人化などの連続運転では安心につながる必需品といえる。

従来のチャックでは、爪成形加工時の座繰り穴と成形加工位置を常に注意する必要があるが、クイック爪®は座繰り穴に溜まる切粉の心配もなく、自由にチャッキング位置(成形加工)を配置することができるため、段取り時間の短縮と生産時間の拡大も可能だ。

チャックT溝部へ外周より挿入、クランプボルトを廻すだけなので、誰でも簡単に爪を取り付けることができる。従来方法では、取付けた爪が外れるのではないかという不安から爪取付ボルトを強い力で締め付けるために、ハンマーによる衝撃力やパイプによる大きな力を発生させながら爪を取り付ける、煩わしい大変危険な作業となっていた。クイック爪®は約4.6トンで確実にクランプされ安心だ。

APS6吋チャックとクイック爪®。
「トク・得チャック」は、生産機を止めて行う切粉清掃作業や段取り作業の時間を短縮。その名の通り、使えば使うほどお得なチャック

クイック爪®とAPSチャックをセットにしたのが「トク・得チャック」だ。
APSチャックは、従来から実績のある構造で、空洞の少ないソリッド(無垢)構造。再現性が極めて高い機構は、爪交換後の爪再成形加工が不要。現在使用中の生爪も利用が可能で無駄の無いことも大きな魅力だ。爪を保持するマスタージョーは独自の2段構造で、切削力・衝突時の衝撃力を1/4に分散。特に、加工時・衝突時に効果を発揮する。
クイック爪®とAPSチャックは、どちらもシンプルな構造で低価格を実現した。特許取得済みで、製品の信頼性も高い。

一般的な旋盤作業では、第1工程側の加工は、素材外径を爪でチャッキング、外周・端面・内径等を加工する。次に第2工程側の加工を行うが同軸度の確保が必須のため、第2工程側の爪は、機上で爪を成形加工することで振れを除去することになる。

この作業は無駄であるにもかかわらず、長年、誰も疑問を持たずに段取り作業として毎日毎回実施されるために、多品種少量生産は非効率な儲からない生産と言われてきた。
APSチャックは、APS機構による極めて高い再現精度から、交換した生爪の再成形加工を不要とし、誰でも簡単に交換、確実に再現出来ることから、旋盤作業の段取り時間が画期的に短縮できた。

オプションのチャック用切粉カバーは、見逃しがちな切粉清掃・除去作業の改善が期待できる。加工サイクル終了毎に、毎日、毎回実施しているエアーブロー(切粉清掃作業)のロス時間を回収することが可能になる。

「生産を止めないことがソリューションの第一歩だ」という石川氏が提案しているのが「N-Taps生産」。
(詳細は、ツールエンジニア2018年2月号に掲載 シンセテックHPを参照)
切粉清掃時間、段取り時間、人手不足で生産が止まるという現場の状況を打破する新しい生産方式だ。トク・得チャックと切粉カバーの活用で、生産現場の効率・付加価値を向上。N-Taps生産は、生産を止めないという考え方で画期的な生産活動だとしている。

企業として成長を続けるために、生産現場のあるべき姿とは、段取り時間の削減と生産時間を拡大することにある。特に、段取り8割、加工2割といわれている多品種少量生産は、N-Taps生産方式を活用することで高効率・高付加価値が実現される。

現在、同社は、欧米、アジア進出を視野に入れた国際特許を出願中。多品種少量生産(最終的には小ロット個別生産)の連続24時間運転実現へ向けて、爪の自動交換(エアー洗浄含む)の商品化を検討中だ。実現すれば業界初の快挙となる。

【動画】クイック爪®をAPSチャックに装着

取材日:2018年7月27日

 

企業情報

有限会社シンセテック

<ご提案>「段取り」で生産を止めない!!新・生産方式「N-Taps生産」!!

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