2019年度 新価値創造賞受賞企業

  • 株式会社アリーナ
    超高密度実装基板
    -製品紹介-
    産学連携にて、半導体に匹敵する部品内蔵基板型インターポーザーの製造にも成功。【「部品内蔵基板」の特許取得(特許第652825号):令和元年5月24日登録】
    -受賞理由-
    従来の世界トップレベルの実装技術に加え、新たにコンデンサーの高密度集積技術を開発。高密度実装製品の小型化、軽量化や熱特性の改善により、今後のウェアラブル・モバイル機器のビジネス展開に期待ができる。
  • 株式会社エルグ
    小さな部品への精密めっき
    -製品紹介-
    ●小さな部品への精密めっき●袋穴製品への内面めっき●組付き・はりつき品へのめっき
    -受賞理由-
    高度なめっき技術を駆使して、アスペクト比で袋孔では10倍(実績径0.23φ)、貫通孔で100倍の微小な孔及びばね等に均一なめっきを可能とした。センサーや医療機器の小型化・信頼性向上に期待できる。
  • 株式会社サーモグラフィティクス
    1700W/mKを有する高熱伝導グラファイト及び複合部材
    -製品紹介-
    1700W/mKを有する高熱伝導グラファイト及び関連の複合部品、さらには関連要素技術を活用した各種素材への表面改質、表面コーティング製品を展示しております。
    -受賞理由-
    グラファイトを均一に積層化する技術開発に成功し、高い熱伝導率(1700W/mk。銅の4~5倍)を実現。パワー半導体等の高い放熱特性を求められる産業分野において更なる展開が期待される。
  • SiB株式会社
    Eye Tracking Core+
    -製品紹介-
    視線追跡技術をはじめ、各分野での専門家と協力し研究開発を行い”日本ブランド”という点に拘った為、グラスの形状やソフトウェアの使い勝手、UI、他センサとの連動など 日本のお客様からの要望を多く取り入れた製品です。
    -受賞理由-
    成長が見込まれるウェアラブル分野で、目の動きをトラッキング・計測・可視化するメガネ型デバイスを開発。マーケティング分析や、定量評価が難しい熟練技能者の技能伝承等に応用できることが高く評価された。
  • 株式会社フジムラ製作所
    デジタル板金技術
    -製品紹介-
    開発や製造に関わる情報を数値化し共有することで、「勘」や「コツ」といった属人的なノウハウに頼らず、見積りから、プログラミング、ブランクや曲げ加工など一連の工程を進めることが可能になりました。バーチャル試作システムの導入により、実際の製造に先立ち3次元イメージでご発注者様と仕様確認も可能です。
    -受賞理由-
    板金工程の受注から出荷(見積り、設計・試作、加工等)の全工程を数値化し、見える化することで、経営の質の向上や大幅な生産性向上を実現した。中小製造業における「見える化・IoT化」のモデルとなり得ることが評価された。
  • 株式会社米澤物産
    フレキシブル導波管
    -製品紹介-
    繊維製造技術を応用した、世界に無い可撓性導波管です。一般通信分野・データサーバー/スパコン内高速通信・移動体内通信分野に従来技術の同軸ケーブル・光ファイバーケーブル・既存の導波管に競べて総合優位性が有ります。
    -受賞理由-
    従来の導波管を本業の織物技術を応用し、可撓性が高いフレキシブル導波管を開発。高いスペース効率と振動に強い特性を活かし、5G等の普及促進に寄与することが期待される。
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